外飼い問題 署名

近年、地球温暖化により夏季の気温が上がっております。犬の適温は21~25℃、猫は20~28℃、湿度は犬猫とも5~60%と言われています。動物病院にて散歩により足の裏を火傷した犬を見かけます。猫の虐待も増え、飼い猫が犠牲になるケースも少なくありません。行政も近年は外飼いを推奨しておりません。
 現在では、犬猫に対する意識が高くなり、適切飼養の水準も上がっています。一方で、未だに外飼いや夏の日中の散歩をしているのは高齢者世帯が多く、ペットに対する知識はアップデートされておらず、啓発の取組みが急務と考えます。
 高齢者世帯へ犬猫の外飼のリスクなどへの理解促進が必要なため、回覧板、市政だよりなどでの現在の適正飼養をわかりやすく周知することを要望します。外飼いがどうしてもやむを得ない場合の熱中症対策、寒さ対策、散歩の適正量など全て含め、です。
 また、小学校などでは、基本的な“犬猫も暑さ寒さは苦しい“などの、ペットにおける尊い命の大切さを学ぶ取組みも要望します。
1.犬猫の外飼いリスクなど適正飼養の啓発を市政だよりやHPに掲載、チラシの作成をして、周知啓発を強化すること。
2.適正飼養啓発のチラシを自治会回覧板に回覧すること。
3.小中学校で適正飼養の講義をすること、適正飼養啓発チラシを配布すること。この3点をかばさわ洋平千葉市議会議員と、千葉市にこちらの署名を提出して要請する予定です。適正飼養について問題が無いように、知人の愛護団体の方も同席いたします。
 ぜひご賛同をよろしくお願いいたします。
 現在私が関わっている外飼いの犬の件にも追い風になるのではないかと思っております。 どうかたった今、この瞬間も寒さ暑さ、寂しさで苦しんでいるわんこのためによろしくお願いいたします。なお、千葉市動物保護指導センターでは、現在啓発活動などはほぼ実施していないとの事でした。
この署名を集めようと思ったきっかけやら理由~
 近所で可哀想な環境で飼われている犬(猫)を見つけても、行政は強制力が無いので注意のため1~2度の訪問で終わり、愛護団体も命に関わるような案件でない限り、最優先の子達を保護するのに忙しく助けてくれません。そうすると自分で飼い主に接して話していくしかなく・・・。その中で高齢者の発言に何度も違和感を感じた事があります。
 実際私が聞いた、高齢者の発言・「犬は一日一食でいい」・「犬は洞穴を掘って暮らしていたから狭いところでいいんだ。だって見てみろ、いつも檻の中でじっとしてるよ。」←この方は、外の、犬が立つと頭のぶつかるほど狭い檻で小型犬を飼ってらっしゃいました。・「友達がこれで散歩しろとこの犬をくれた。」←物と思ってる?・「友達の父親は狭い檻をたくさん並べてその中で秋田犬を何匹も飼ってるから、それが普通の和犬の飼い方だ。」←この方は80代なので、友達の父親となるとかなり古い話でしょう。・「外犬は暑くても大丈夫なんだ、だって外犬なんだから。」←複数名の高齢者が声をそろえておっしゃってました。・「洋犬はともかく、和犬だからエアコンやら部屋に入れて甘やかしたくないんだ。」・「犬なんて道路が暑くても平気なんだ。火傷なんかしないし。」←私は夏の散歩で足裏を火傷した犬を病院で見たことあります。・「散歩なんてそんなに行かなくて大丈夫だよ。行きたがらないから。」・「大きな犬なんて家の中で飼ってる人なんていないよ。家がぐちゃぐちゃにされるのに。」・「うちの犬は人が好きで吠えないから、全然番犬として役に立たない」←犬は番犬と思っている。
 高齢者の多くの方はネットはやり方もわからないから見ない、とおっしゃいます。 なので、インスタで大型犬を室内で飼い可愛がってる人を見たこともないし、犬を愛して抱きしめてる人も見たことがないわけです。「ネットは御覧にならないのですね。大型犬でも最近は皆さん家で飼ってますよ。」と、最近接している外飼いの飼い主に伝えると、とてもびっくりした顔をしていました。その顔を見て私もびっくりしました。
 ということで、特に高齢者の方に周知啓発と、未来の大人の小学生などに、命の尊さや適正飼養の周知啓発をすることが必要だなと思いました。

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